SUZUKISKI / OZMA



日本において、オリジナルと言えるものは少ないですけど
SUZUKISKI の作品はオリジナリティー溢れるエレクトロニックミュージックに違いないです


今回から Logic という自主レーベルを立ち上げたうえで
彼のレーベルからの第一弾リリースとなったようです


スカスカの空間的なミニマルミュージックとざっくりな印象で
そこに捻くれた電子音が混じってくるっていうイメージでしたけども
パッと聞きだと強烈な印象は与えられない感はありますけれども
こういうった類の作品は私の提唱するスルメ系アルバムとなり得る可能性を最も秘めており
今日みたいな30度越えるくそ暑い日でも対応可能でしょうし
秋の夕暮れの寂しい時期にもばっちりとマッチングする不思議な良質作品ではないかと


あ、スカスカ系ミニマルミュージックと称してしまいましたが
四つ打ちのダンスミュージックとしても機能する楽曲もありでございます


この方の作品を聞いてると良い意味で子供の頃の感覚を引き摺ってるのかなと思う
安っすいサンプリングキーボードだったり、おもちゃみたいなもん使って音を鳴らす
そんな作業の延長上であるのかなとも思えてくる


そういった遊び心を感じさせてくれるから
聞いている自分をワクワクさせてくれるのかなということで


もっと評価されるべきアーティストだと思いますね


01. ozma
02. hint oyaji
03. cow
04. extra ignored
05. hibiya
06. dead death
07. cassette life
08. forever
09. yakko
10. doodling
11. purple piss
12. diode
13. school zone mix
14. nagisa
15. hole of holes
16. ngd
17. flush
18. saturday mix