MIST
ラスト15分のオチがすごい
期待しまくって行ったらすげーやられた、素直に面白かった
劇中でも語られるんですが、人間の怖さと言いますか
デビルマンとか火の鳥とか漫画でもよく語られることなんだけども
結局は外的な要因ではなく、人間が自ら身を滅ぼしていく
っていうのが宗教、地位、名誉ってところをベースに淡々と描かれているようだった
自分は正常だと思っていても、知らぬ間に極限の状況下では非正常となる
観客も正常ではいられないのかも知れません
「人間が一番恐ろしい」
確かにこれは正論だと思う
しかし人を信じられなくなるということは正しいことではない
そう感じた
単なるホラーで終わらせることなく
解決できないような深い要素、ある意味不快ととらえる方もいると思いますが
映画にもエンターテイメントだけでなく、訴えかける要素を含んで
心にずっしりと残る良作です
オチが読めたと思ってひっくり返される
たまんないっす