DJ Shadow / The Private Press


当時の盛り上がりは経験してないのでわからないんだけども、このアルバムの6年前に発売された、Endtroducing は名作として語られ、多くのアーティストに影響を与えたと。


今年の夏にはボーナストラックを追加し、発売されるようなのでそちらもぜひ聞かなきゃならないね。


その歴史となった一枚から、6年後に発売されたセカンドアルバムがこれで。
膨大なサウンドアーカイヴからサンプルを選び出し、それらをサンプラーに流し込みループを作り出していく。
いつも思ってることだけども、サンプリングで曲を構成するっていうことは音楽的理論をもとに音楽を作ることよりも難儀であるわけで。
特にサンプルのキーは合わせることが非常に難しいので、イメージ通りの音であっても使えなかったりっていうのはよくある話で。
思うにセンスっていうのが出てしまうっていうことですよね。あとは、普段からの音楽へのアプローチも音に如実に反映されますし。


このアルバムを聞いていると、ほぼサンプリングで作られたっていうのが不思議なくらい、生演奏的な感じがしてならない。


ともかくこのアルバムを聞いて、Endtroducing を聞いてみたいと思った。
DJ SHADOW がこの6年前にどのような音を作っていたのかというのに非常に興味があるし、今でも話題になるものというのは悪いはずがないだろうしね。



The Private Press
DJ Shadow
B000067AT9
曲名リスト
1. Letter From Home
2. Fixed Income
3. Un Autre Introduction
4. Walkie Talkie
5. Giving Up The Ghost
6. Six Days
7. Mongrel...
8. ...Meets His Maker
9. Right Thing/GDMFSOB
10. Monosylabic
11. Mashin On The Motorway
12. Blood On The Motorway
13. You Can't Go Home Again
14. Letter From Home
15. Giving Up The Ghost (Original Version) (Bonus Download)

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