羅生門@矢巾田園ホール



名優 江守徹能楽師が創る、新しい芸術。


ということで 能楽 と 朗読 のコラボレーション 言の葉コンサートというものに行ってきました
芥川龍之介 「蜜柑」「手巾」「羅生門」の三作品を 江守 徹 が朗読し
そこに能楽を合わせた形となっていました


ちょっと脳梗塞の後遺症かわかりませんが
ちょっと滑舌が良くなかったのが心配でした


「蜜柑」「手巾」共に良かったですが
やはり「羅生門」の時が一番のめりこんだかなと思います
改めて読み返してみたい作品だなと感じました


合間に能楽の説明みたいのもあったんですが
基本的に音楽理論には即していないみたいなことは言っていました
ドレミもないし、しらべというその場の雰囲気とか感情を表現することが能楽だと
インプロビゼーションっていうことだと勝手に解釈しましたが
ちょっと違うのかもしれないです


正直どう聞いていいか戸惑いましたが
音階、リズム といった要素を意識して聞かないことも重要な要素となりますよね
空間を形作るものだということは伝わりました